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『論語』の里仁篇-22
日期:2014-02-25 18:33  点击:477
[白文]22.子曰、古者言之不出、恥躬之不逮也。

[書き下し文]子曰く、古者(こしゃ・いにしえのもの)の言を出ださざる(いださざる)は、躬(み)の逮ばざらん(およばざらん)ことを恥じればなり。

[口語訳]先生が言われた。『昔の人が言葉数が少なかったのは、実践が言葉に追いつかないこと(有言実行の挫折)を恥じたからである。』 
 
[解説]儒教の道徳では、君子は「有言実行」を厳しく求められるので、実現の見通しが立たないことについて口先だけで「大言壮語」することは恥ずべきことと考えられている。言葉にして他人に話す以上は、それを死ぬ気で実現しなければならないのであり、孔子は有言実行こそが「信頼できる人間」の一つの証拠だと見る向きがあった。
 
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