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『論語』の述而篇-34
日期:2014-03-06 19:05  点击:435
[白文]34.子疾病、子路請祷、子曰、有諸、子路対曰、有之、誄曰、祷爾于上下神祇、子曰、丘之祷久矣。
 
[書き下し文]子、疾む(やむ)。子路祷らんことを請う。子曰く、諸(これ)有りや。子路対えて曰く、有り、誄(るい)に曰く、爾(なんじ)を上下の神祇(しんぎ)に祷ると。子曰く、丘の祷ること久し。
 
[口語訳]先生が病気になられた。それを見た子路が祈祷をしたいとお願いした。先生が言われた。『そんな先例があるか?』。子路はお答えした。『あります。君主から死者に与える追悼の言葉に「あなたのことを、天神地祇に祈祷する」とあります。』。先生がおっしゃった。『そうであれば、私は久しく天神地祇にお祈りしているよ。(だから、改めて祈祷する必要などない)。』 
 
[解説]この病気は孔子の死の原因となる病気ではなかった。子路が先生が病状にあることを知って心配し、『ぜひ、病気平癒のためのお祈りをさせてください』と申し出たが、孔子は祈祷の内容を聞き『自分は既に常日頃から天神地祇にお祈りしているので必要ない』と答えたのである。
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03/13 05:11
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