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『論語』の子路篇-22
日期:2014-03-28 22:45  点击:490
[白文]22.子曰、南人有言、曰、人而無恒、不可以作巫医、善夫、不恒其徳、或承之羞、子曰、不占而已矣、
 
[書き下し文]子曰く、南人(なんじん)言えること有り。曰く、人にして恒(つね)なければ、以て巫医(ふい)と作る(なる)べからずと。善いかな。その徳を恒にせざれば、或いはこれに羞しめ(はずかしめ)を承けん(うけん)。子曰く、占わざるのみ。
 
[口語訳]先生が言われた。『南方の人間が、「恒心の安定した状態がない人は、巫女や医師になれない」と言っていた。これは良い言葉である。(古来の諺にも)「その徳をいつも持っていなければ、恥辱を受けることがある」という言葉があるではないか。』。先生がおっしゃった。『恒心なき者には未来は占えないのだ。』 
 
[解説]『論語』には、恒産なければ恒心なしという言葉もあるが、孔子は未来を占う巫人や病気を治療する医師になる条件として安定した変化の小さい『恒心』をこの章で上げている。
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