日本相撲協会は、力士出身の理事長を補佐する「副理事長」のポストを新たに設け、名古屋場所で理事長代行を務めた村山弘義外部理事が就任しました。
日本相撲協会は20日午後、東京・両国の国技館で、放駒理事長が先週就任して以来初めての理事会を開きました。相撲協会の関係者によりますと、理事会では、副理事長のポストを新たに設置することを決め、先月の名古屋場所で理事長代行を務めた村山外部理事が副理事長に就任したということです。相撲協会の執行部をめぐっては、協会の組織改革を検討している独立委員会の奥島座長が、理事長交代の際に外部からの理事長の起用が望ましかったと述べるなど、外部の有識者の考えをより協会の運営に反映させるべきだという意見が上がっていました。