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『論語』の衛霊公篇-20
日期:2014-05-06 21:49  点击:465
[白文]20.子曰、君子疾没世而名不称焉、 
 
[書き下し文]子曰く、君子は世(よ)を没えて(おえて)名の称せられざることを疾む(にくむ)。 
 
[口語訳]先生が言われた。『君子は生涯を終わってから、自分の名前が唱えられないことを悩むものである。』 
 
[解説]君子の極めて有効な行為規範が『後世に残る名声・名誉』であったが、孔子は意識的に名誉や地位を求める行為を正しいものとはしなかった。飽くまで自分の理想とする政治の実践の中で後世に名前を残すこと、自然に自分の業績が歴史の中で語り伝えられることが『最大の名誉(儒教的な名声)』だったのである。 
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