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『論語』の衛霊公篇-36
日期:2014-05-06 22:03  点击:492
[白文]36.子曰、当仁不譲於師、 
 
[書き下し文]子曰く、仁に当たりては、師にも譲らず。 
 
[口語訳]先生が言われた。『仁徳を行うに当たっては、先生にも遠慮はしない。』 
 
[解説]人間にとって最も重要な最高の徳を『仁』と考える儒教では、師弟関係にある師が仁に背く行動を取ればそれに従う必要性はないと説く。平時においては、主君や師匠に対する『忠義』や『尊敬』は儒教で非常に重視されるし、両親に対する『孝』は忠義以上に守るべき大切な徳と説かれるが、やはり儒教において最も根本的な徳性は『仁』なのである。
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