芸能リポーターや評論家として長年活躍し、取材の際の「恐縮です」というせりふで人気を集めた梨元勝さんが、21日、肺がんのため、東京都内の病院で亡くなっていたことがわかりました。65歳でした。
梨元さんは東京都の出身で、大学を卒業後、昭和43年に女性誌「ヤングレディ」の記者として芸能取材を始めました。その後、民放のワイドショーで芸能リポーターの草分けとして活躍し、芸能人などに取材する際の「恐縮です」というせりふで人気を集めました。所属事務所などによりますと、梨元さんは、ことし5月に肺がんと診断されて東京都内の病院で抗がん剤の治療を受けていたもので、亡くなる4日前まで、インターネットのニュースに芸能記事を載せるなど、病室でも精力的に仕事を続けていたということです。