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『論語』の微子篇-09
日期:2014-05-22 08:54  点击:511
[白文]9.大師摯適斉、亜飯干適楚、三飯繚適蔡、四飯缺適秦、鼓方叔入于河、播鼓(トウ)武入于漢、少師陽撃磬襄入于海、
 
[書き下し文]大師摯(たいしし)は斉に適く(ゆく)。亜飯干(あはんかん)は楚に適く。三飯繚(さんぱんりょう)は蔡(さい)に適く。四飯缺(しはんけつ)は秦(しん)に適く。鼓方叔(こほうしゅく)は河に入る。播トウ武(はとうぶ)は漢に入る。少師陽(しょうしよう)・撃磬襄(げきけいじょう)は海に入る。
 
[口語訳]楽師長の摯(し)は斉に赴いた。第二の演奏者の干は楚に赴いた。第三の演奏者の繚は蔡に赴いた。第四の演奏者の缺は秦に赴いた。太鼓の演者の方叔は黄河流域に行った。第一の演者の陽と石の楽器の奏者の襄は、渤海沿岸に行った。 
 
[解説]魯国の勢威が衰えたときに礼楽が完全に崩壊して、音楽の祭祀・礼式を担当していた楽団の人たちをちりぢりになって亡命することを余儀なくされたという。
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