ダイハツが製造した軽自動車の「ムーヴ」と「ミラ」で、ウィンカーのオレンジ色が、長期間強い日光にさらされると色あせる欠陥が見つかり、ダイハツは58万台余りのリコールを国土交通省に届け出ました。リコールの対象となるのは、ダイハツが平成7年8月から平成12年7月にかけて製造した軽自動車の「ムーブ」と「ミラ」の2車種、あわせて58万1000台余りです。
国土交通省への届け出によりますと、これらの車は、後ろのウィンカーに欠陥があり、長期間、強い日光にさらされると徐々にオレンジ色が色あせ、国が定めた色の基準に適合しなくなるおそれがあるということです。去年2月、車検の際に「ウィンカーが色あせていて車検に通らない」という指摘が寄せられ、ダイハツで調査を進めていました。ダイハツは、3日から無料で部品の交換に応じることにしています。