奈良県桜井市にある安倍文殊院で、およそ5万本のコスモスで作られた迷路がオープンし、地元の子どもたちが迷路を楽しみました。暑さが厳しいことしは、去年に比べて花が咲くのが遅れているということです。
安倍文殊院では、参拝に訪れた人たちに楽しんでもらおうと、毎年、30種類のコスモスあわせておよそ5万本を使って、縦25メートル、横20メートルの迷路を作っています。迷路がオープンした9日は、地元の保育所と幼稚園に通っている100人余りの子どもたちが招かれ、テープカットのあと、早速、コスモスの迷路に入っていきました。白やピンクのコスモスの花は全体の2割ほどが見ごろを迎えていますが、安倍文殊院によりますと、暑さが厳しいことしは、去年に比べて花が咲くのが遅れているということです。迷路から出てきた4歳の女の子は「難しかったけどおもしろかった。コスモスはいい香りがした」と話していました。