大リーグ、マリナーズのイチロー選手は、１４日のレッドソックス戦で松坂大輔投手からヒット２本を打つなど３安打の固め打ちで１０年連続２００本安打まであと１１本に迫りました。

イチロー選手と松坂投手の対戦は今シーズン２試合目で、前回イチロー選手は３打数ノーヒットに抑えられました。この試合、１番・ライトで先発出場したイチロー選手は、第１打席のレフトフライのあと、第２打席はフォアボールで出塁し、そのあと今シーズン３８個目の盗塁を決めました。そして第３打席は、ノーアウト一塁から左中間へのタイムリーツーベースヒットを打ち、打点１を記録しました。イチロー選手は第４打席でもヒットを打って、松坂投手をマウンドから降ろし、第５打席にはこの試合３本目のヒットを打ちました。イチロー選手は、２２試合ぶりとなる３安打の固め打ちで、１０年連続２００本安打まで残り１７試合であと１１本としました。また、日米通算３５００本安打まではあと３本です。一方、松坂投手は１０勝目を狙いましたが、７回途中までを投げてヒット８本を打たれ、５失点でした。終盤にチームが逆転したため勝ち負けはつきませんでした。また、松坂投手のあとを受けて岡島秀樹投手が２人目でマウンドに上がり、打者２人をノーヒットに抑えました。試合はレッドソックスが９対６で勝って３連勝、一方マリナーズは６連敗です。