新潟県長岡市で突風が吹き、ブロック塀が倒れたりトタン屋根が壊れたりする被害が出ていて、気象台が詳しい被害の状況を調べています。警察によりますと、これまでのところけが人はいないということです。
15日午後0時40分ごろ、長岡市寺泊で突風が吹き、住宅の裏の高さ1メートル10センチのブロック塀がおよそ8メートルに渡って倒れたほか、作業小屋のトタン屋根がおよそ6平方メートルにわたって壊れ、近くの電柱も傾きました。地元の住民は「海の上に大きな細い竜巻のようなものが2つ見えて海水を巻き上げていた。およそ10分くらいで北から南のほうに移動していった」と話していました。警察によりますと、これまでのところけが人はいないということです。新潟地方気象台によりますと、当時、新潟県内は大気の状態が不安定で竜巻注意情報が出されており、現在現地に職員を派遣して、詳しい被害の状況を調べています。