天下分け目の関ケ原の合戦の舞台になった岐阜県関ケ原町で、古戦場に点在する史跡を歩いて巡るウオークラリーが行われています。

この催しは、ことし関ケ原の合戦から４１０年になるのを記念して、岐阜県関ケ原町が企画したもので、合戦にまつわる１９か所の史跡を巡る、およそ１６キロのコースを歩きます。ウオークラリーにはおよそ３５０人が参加し、戦いの始まりを知らせる煙を上げたのろし場や、徳川家康が東軍を指揮した陣の跡などを回ってスタンプを集めたり、石碑をバックに写真を撮ったりしました。２６日の関ケ原町は、朝からさわやかに晴れ、参加した親子連れやカップルは、地図を片手に思い思いに古戦場巡りを楽しんでいました。隣の町から参加した６０代の男性は「ふだん何気なく通る道にも、これだけ多くの史跡があるとは知らなかったので勉強になります。天気もいいのでとても気持ちがいいです」と話していました。