中央競馬の無敗の3冠馬として知られるディープインパクトなど数々の名馬を育てたきゅう舎の見学会が、滋賀県栗東市で開かれました。
この見学会は、JRA=日本中央競馬会の栗東トレーニング・センターで開かれ、事前に応募のあった競馬ファン30人余りが参加しました。調教師の池江泰郎さんのきゅう舎では、G1レースで7勝し無敗の3冠馬として知られるディープインパクトや、初めて獲得賞金総額10億円を突破したメジロマックイーンなど数々の名馬が育てられました。見学会で池江さんは馬の血筋や餌について説明し、ファンたちは往年の名馬が育ったきゅう舎を盛んに写真に収めていました。大阪から参加した男性は「ふだん見ることのできない場所を見られてよかったです。池江さんは名馬を育てた調教師ですが、とても気さくな方でした」と話していました。また、池江さんは「ファンの方が昔の馬を覚えていてくれてとてもうれしかったです。来年の定年までわずかですが、よい馬を育てるよう頑張りたいです」と話していました。