8日昼前、千葉市の東関東自動車道のパーキングエリアで、大型バスから火が出て全焼しました。バスには運転手と客あわせて47人が乗っていましたが、火が出る前に避難して全員無事でした。
8日午前11時40分ごろ、千葉市美浜区の東関東自動車道の上り線の湾岸幕張パーキングエリアで「バスが燃えている」という通報が消防に入りました。消防車4台が出て消火に当たった結果、火はおよそ30分後に消し止められましたが、バス1台が全焼しました。警察によりますと、バスには60歳の男性運転手と客あわせて47人が乗っていましたが、火が出る前に運転手が全員を誘導して避難させ、けが人はいませんでした。警察に対し、運転手は「右の後輪付近でバーンという音がしたので、パーキングエリアに停めて乗客を降ろして調べたところ、煙が出ていた。消火器で火を消そうとしたがまもなく火の手が上がった」と話しているということです。警察によりますと、焼けた大型バスは千葉県富里市の「大功自動車興業」が貸し切りで運行し、成田市のホテルから東京駅に向かっていたということです。警察と消防は、火が出た状況や原因を調べています。