フランス産のワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」を積んだことし初めての航空便が30日、成田空港に到着しました。ことしは来月18日に販売が解禁されます。
「ボージョレ・ヌーボー」はフランスのボージョレ地区でその年に採れたブドウで作るワインで、ことしは来月18日に販売が解禁されます。30日、ボージョレ・ヌーボー3300本を積んだことし初めての航空便が成田空港に到着しました。到着したボージョレ・ヌーボーは箱から出され、税関の検査を受けたあと、酒造会社に引き渡されました。酒造会社によりますと、近年ボージョレ・ヌーボーの輸入量は減る傾向にありますが、ことしはペットボトルに入ったものなど安い価格の物が増えていることもあり、去年より1割ほど増える見通しだということです。成田空港には、国内の輸入量の4割が来月中旬ごろにかけて輸入され、解禁日直前に販売店などに出荷されます。輸入した酒造会社の森本明子さんは「去年は甘みの強い味でしたが、ことしは酸味と甘みのバランスのよい物が出来ました。解禁日にぜひ楽しんでいただきたい」と話していました。