東京六大学野球の秋のリーグ戦は、3日、早稲田と慶応の間で、50年ぶりに優勝決定戦が行われ、早稲田が10対5で勝って4シーズンぶりの優勝を果たしました。
東京六大学野球の秋のリーグ戦は、早稲田と慶応の試合で慶応が2連勝し、首位の早稲田に勝ち点と勝率で並んだため、3日、両チームの間では50年ぶりとなる優勝決定戦が行われました。早稲田は、1回から打線がつながり、ことし3敗を喫している慶応のエース、竹内大助投手から3点を先制するなど、7回までに7点を奪いました。早稲田の先発は、日本ハムから1位指名を受けた斎藤佑樹投手で、力のあるストレートとキレのあるスライダーを軸に、慶応打線を7回までノーヒットに抑えました。しかし、8回に初めてのヒットを許すと、慶応打線にヒット5本を打たれて5点を失い、7対5と2点差になったところで、マウンドを降りました。その後、早稲田は、西武から1位指名を受けた2人目の大石達也投手が慶応打線を完ぺきに抑え、早稲田が10対5で勝って、4シーズンぶりの優勝を果たしました。