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日语阅读:レビー小体型認知症 原因物質発見
日期:2010-11-03 16:38  点击:482

アルツハイマー型に次いで多い「レビー小体型」と呼ばれる認知症を引き起こす脳の神経細胞の中の新たなタンパク質を東京都の研究所などのグループが発見し、新しい治療法の開発に道を開く成果として注目されそうです。


 

発見したのは東京都神経科学総合研究所の橋本款研究員らの研究グループです。レビー小体型認知症はアルツハイマー型に次いで多い認知症とされ、物忘れなどの記憶障害のほかに、存在していないものが目に見える幻覚も引き起こすと指摘されています。これまでは脳の神経細胞に出来る「レビー小体」と呼ばれる異常なタンパク質の固まりが原因と考えられてきましたが、橋本研究員らのグループはそれだけではさまざまな症状が起こる仕組みが説明できないとして、新たな原因物質を探していました。その結果、レビー小体とは別にあってこれまで無害だと考えられていた「βシヌクレイン」というタンパク質が脳の神経細胞に損傷を与えることを発見し、マウスを使った実験によって証明したということです。今後さらに解明が進めば発症の仕組みに共通点が多いパーキンソン病の治療にも応用できると期待されています。脳の神経の病気に詳しい順天堂大学医学部の服部信孝教授は、「パーキンソン病にもβシヌクレインが関与している可能性を示したもので、パーキンソン病とレビー小体型認知症の2つの病気の治療法の開発に道を開く成果だ」と話しています。この研究成果は3日に発行されるイギリスの科学雑誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載されます。

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