大リーグのワールドシリーズで、５６年ぶりの優勝を果たしたジャイアンツが３日、地元のサンフランシスコで優勝パレードを行い、選手たちがファンから大きな祝福を受けました。

ジャイアンツは、今月１日のワールドシリーズ第５戦でレンジャーズに勝って４勝目をあげ、５６年ぶり６回目のワールドチャンピオンになりました。優勝パレードはジャイアンツの地元のサンフランシスコの中心部で３日、行われました。ジャイアンツのワールドシリーズ優勝は、５２年前に本拠地をニューヨークからサンフランシスコに移して以来初めてで、地元の新聞が１００万人の人出と報じるほど大勢のファンで沿道が埋めつくされました。パレードでは、選手たちがサンフランシスコ名物のケーブルカーに似せたバスなどに乗り込んで、およそ２キロを進み、ブルース・ボーチー監督は優勝を待ちわびていたファンに向かってトロフィーを誇らしげに掲げていました。またエースのティム・リンスカム投手など選手たちは笑顔で手を振って声援に応え、ファンといっしょに悲願の優勝の喜びをかみしめていました。