JR中央線沿線の渋滞解消のため、平成7年から東京の三鷹駅と立川駅の間のおよそ13キロで進められてきた、線路を高架にする工事が、6日夜から7日にかけての作業で終わり、この区間ではすべての踏切がなくなって、沿線の利便性が向上することになります。
JR中央線では、踏切周辺の渋滞の解消を目的に、東京の三鷹駅と立川駅のおよそ13キロの区間で平成7年から線路を高架にする工事が進められてきました。このうち、最後まで残っていた西国分寺駅と立川駅の間の上り線およそ3キロを高架にする工事が、6日午後9時半ごろから7日午前6時半ごろにかけて行われます。この影響で、中央線は東京駅と高尾駅の間の上下線で、特急を含むあわせて101本の電車が運休することになります。JR東日本と東京都などが、事業費1700億円余り、15年かけて進めてきた工事は、これで終わり、中央線の三鷹駅と立川駅の間ではすべての踏切がなくなって、沿線の利便性が向上することになります。