中国の広州で今月12日に開幕する、アジアのスポーツの祭典、アジア大会に向けて、日本選手団が現地へ出発しました。
このうち、12日の開会式で旗手を務めるバドミントンの潮田玲子選手や、金メダルが期待されている競泳の北島康介選手や古賀淳也選手など、およそ180人は、9日、羽田空港からの国際線で現地に向かいました。出発ロビーでは、見送りに来た関係者が応援のメッセージを書き込んだ色紙を選手たちに手渡すなど、激励していました。潮田選手は「旗手を務める今回は、メダルをとりたいという思いが強くあります。きのうのサッカーの日本と中国の試合はトラブルもなく行われていたので、競技に集中できそうです」と話していました。また、古賀選手は「自分の力を出し切って金メダルをとってきます」と意気込みを話して飛行機に乗り込みました。選手たちは香港から鉄道に乗り継いで、9日夕方、広州に入る予定です。