男物の冬の和服。薄い綿入れのくつろぎ着。対丈(ついたけ),広袖を付詰(つけづめ)にし,通裏(とおしうら),袖口と掛襟に黒八丈をつける。縞の御召や紬,銘仙などのはでな柄の絹物で仕立て,ゆかたの上に重ねて一つ前にして着,細帯や伊達(だて)締を締める。江戸時代初期(1625年ころから),江戸にふろ屋が流行し,その湯女(ゆな)を目当てに通う男たちの,人目をひくはでで伊達な風俗を丹前風といった。神田の堀丹後守邸の前にあったふろ屋が最も有名であったことから〈丹前〉の名称が起こったという。
丹前
日期:2015-11-24 15:52 点击:487
丹前