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小倉百人一首(07)
日期:2017-01-10 08:38  点击:757
 7、
天の原 ふりさけ見れば 春日(かすが)なる 三笠の山に いでし月かも
阿倍仲麻呂
 
【歌意】 この唐土にあり、大空を遠く眺めれば中天に月が上っている。ああ、あの月は?故郷の春日の三笠山に出ていた懐かしい月と同じなのだなあ。
 
【作者】 (あべのなかまろ) 698~770年 遣唐留学生として唐に渡り、帰国できないまま没した。
 
【説明】 「天の原」は大空。「春日」は現在の奈良公園から春日神社の辺り。作者が中国での長年の留学生活を終えて帰国しようとする惜別の折に、美しくのぼった月を見て詠んだ歌。
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