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小倉百人一首(12)
日期:2017-01-10 08:40  点击:720
 12、
天つ風 雲のかよひ路(じ) 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ
僧正遍昭
 
【歌意】 空の風よ、どうか雲の中の通り道を吹き閉ざしてほしい。天女のような舞姫の姿を、もうしばらくここにとどめておきたいのだ。
 
【作者】 (そうじょうへんじょう) 816~890年 俗名?良岑宗貞(よしみねのむねさだ)。僧正は最上級の僧官。六歌仙の一人。
 
【説明】 五節の舞姫を見て詠んだ歌です。五節の舞は、毎年11月の新嘗祭(にいなめさい)に宮中で行われた少女たちの舞で、公卿や国司の未婚の娘から選ばれて舞姫となった。それぞれの家が華美を競ったので、さぞや美しい姿だったろう。
 
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