（しまばら-の-らん）

 

寛永一四年一一月から翌年二月にかけて、キリシタン教徒と農民が起こした一揆。幕府のキリシタン弾圧と島原藩主松倉勝家の暴政に対して、益田四郎時貞(天草四郎)を首領に肥前国高来郡島原の原城にたてこもり、幕府の討伐軍に対して強力な反撃を行ったがついに陥落、参加者は皆殺しにされた。天草一揆。