奈良時代の最盛期として平城京中心に活動した仏教の六宗派の総称であり、三論宗、成実宗、法相宗、倶舎宗、華厳宗、律宗の六宗からなり。南都六宗は大陸と半島からもたらされた中国仏教の関係宗派を淵源として、成立したのである、中国諸宗派の摂取と受容に際し、主に宗義の解明のための研究を中心として、臨み、宗派別の宗義研究学衆が各寺院内に編成された。各学衆は其々各寺院に分住して宗学の研究に従事し、また学衆個人は他の僧学を兼学したため、一寺一宗、一人専宗という宗学の研究の形態をとることはなかった。
日本文化练习题(82)
日期:2018-02-21 19:48 点击:480
22.南都六宗