MR(Medical Representatives)は、日本語で「医薬情報担当者」を意味し、医薬品のスペシャリストとして病院などの医療現場に情報を提供する仕事です。
飲み薬、塗り薬、注射や点滴で使う液剤など、あらゆる医薬品の情報を持ち、医師や看護師に副作用や適応症に関する正しい情報を伝えるとともに、医療現場から副作用に関する情報を
吸い上げ、報告することで、医薬品の被害を最小限に抑える役割を担います。
特別な学歴や国家資格が必要とされる職業ではありませんが、大手製薬会社のほとんどは「大卒以上」が採用条件となっています。
成果主義の仕事であるため、個人の売上実績に応じてインセンティブがつく企業も多く、年収1000万円以上を得ることも可能です。
MRの人数が増えたことなどから、今後は就職の倍率や難易度がさらに上がる可能性も考えられます。