獣医師は、犬や猫などのペットの治療を行うというイメージがありますが、実際にはその他の分野でも多くの獣医師が働いています。
畜産業の牛、馬、豚、鶏など家畜の診療や病気の予防、食肉の安全性の検査、動物園の動物の診療、野生動物の保護、管理など、獣医師の活動する領域は多岐にわたります。
獣医師として働くためには獣医師国家試験に合格することが必要です。
大学の獣医学部で6年間勉強し、獣医学の課程を修了することで受験資格を得ることができます。
入試の難易度は高く、また学費も高額です。
就職先として最も多いところは動物病院ですが、割合は50%程度です。
それ以外では、地方自治体や農協、医薬・製薬関連企業などがあります。