臨床心理士は、心の問題を抱えた人に対してカウンセリングや心理療法を行い、問題を解決へと導く仕事です。
資格取得には大学院で心理学を学ぶ必要があり、心の専門家として活躍することができますが、依頼者に対して「こうしなさい」と指示をしたり相手が話したことを否定したりすること
はせず、あくまでも相手の話を理解・共感しながら専門技法を用いて、依頼者自身が考えを整理し、自分で問題を解決していけるための手助けを行います。
臨床心理士は、数ある心理系民間資格のなかで最も社会的信用度が高いといわれていますが、現状では正規雇用での採用が少ないため、非常勤でいくつかの職場を掛け持ちして働く人が
多いようです。
しかし、経験と実績を積み上げ、社会的な評価を得られるようになれば、安定した働き方や大きな収入も望めます。