着付け師は、お客さまから依頼を受けて、着物を手早く、美しく着付ける仕事です。
着付けの場は慶事から弔事まで多岐にわたり、状況に合わせた着付けを行うだけの技術が求められます。
着付け師として働く人は、まず着付け教室に通って技術を学び、そのうえで美容院や写真館、呉服屋、結婚式場などで正社員として勤めるケースもあれば、着付けスタッフとして成人式
や卒業式シーズンなどの繁忙期に限って依頼先に出向き、着付けを行うケースもあります。
着付けの仕事だけで安定した収入を得るのは難しく、副業や趣味の延長で仕事をする人も少なくないようです。
ただし、一度得た技術が一生モノになる点は強みです。
またヘアメイクのスキルも併せて身につけることで、仕事の幅を広げられる可能性も高まるでしょう。