エディトリアルデザイナーは、雑誌や書籍を中心に、ページ数の多いカタログやマニュアルなども含めた本の編集とデザインを行う仕事です。
編集者やアートディレクターなどの指示を受けて、美しさだけではなく、読者にとっての読みやすさ、理解しやすさまで考慮しながら、バランスよく誌面のデザインを行います。
実務経験なしでこの仕事に就くことは難しく、出版社やデザイン事務所、編集プロダクションなどにアシスタントとして就職し、下積みを経てエディトリアルデザイナーになる道が一般
的です。
年収は見習いのうちは200万円程度ですが、実力と経験にしたがってアップするでしょう。
出版業界の電子化が進みつつある今、紙の書籍だけに固執せず、時期が来たら電子書籍も手がけようという柔軟な姿勢と、そのためのスキルを磨く努力を惜しまない人が、将来的にも有
望であるといえそうです。