指揮者とは、オーケストラなどの演奏を取りまとめる重要な役割を持った音楽家のことです。
指揮をするために、演奏する楽曲の楽譜はもちろん、各楽器の楽譜なども完全に暗記します。
どんな演奏にするかについても、演奏者と指揮者とのイメージをすり合わせていく必要があるので、音を聞き取る能力、的確な指示を出す能力も必要となってきます。
指揮者になるためには、音楽系の大学、特に指揮科のある大学に入学するのが一般的です。
卒業後、すぐに指揮者になれる人は少なく、アマチュアのオーケストラや有名指揮者のもとに弟子入りするなどして下積みをする人も多くなっています。
指揮者のためのコンクールなども開催されており、賞を取ることで実績を積んで有名なオーケストラに応募する人もいます。