遠野物語拾遺46
日期:2019-08-25 13:40 点击:261
四六 佐々木君の友人で宮本某という人は土木業の監督をしているが、この人も行ってこの清水を拝んだという。その話に、泉の水を筆に含ませて白紙に文字を書くと、他の文字は書いてもよく読みがたいが、ただ一つ早池峰山大神と書く時だけは、少しも紙に水が散らないで、文字も明瞭に美しい。ゆえにこのハヤリ神は早池峰山の神にゆかりがあるのであろうと。事実、虎八爺も最初は黒蛇大明神云々と声を張り上げて祈祷していたのが、後には早池峰山大神云々と言っていたそうである。


