遠野物語拾遺78
日期:2019-08-25 14:09 点击:316
七八 オシラサマは決して養蚕の神として祭られるだけではない。眼の神としても女の病を祈る神としても、また子供の神としても信仰せられている。遠野地方では小児が生まれると近所のオシラサマの取《とり》子《こ》にしてもらって、その無事成長を念ずる風がある。また女が癪《しやく》を病む時には、男がこれを持ち込んで平癒を祈ることもある。二戸郡浄法寺村辺では、巫女《いたこ》の神《かみ》降《おろ》しの時にもこれを用いるそうだが、同じ風俗はまた東磐井郡でも見られる。


