遠野物語拾遺152
日期:2019-08-26 18:23 点击:320
一五二 遠野裏町のある家の子供が大病で死にきれた時のことだという。平常この子をかわいがっていた某という人が、ある日万福寺の墓地に行って墓の掃除をしていた。するとそこへその子供がよちよちとした足取りで遊びに来た。今頃来るはずはないが、と不思議に思って、何でこんな時に墓場なんかへやって来たのだ。早く家へ行け、と言って帰した。しかしあまり気がかりであったから寺の帰りにその子の家を見舞うと、病人は先刻息を引き取ったが、今ようやく生き返ったところだと言って、皆の者が大騒ぎの最中であったという。


