遠野物語拾遺166
日期:2019-08-26 18:29 点击:339
一六六 最近、宮守村の道者たちが附馬牛口から、早池峰山をかけた時のことである。頂上の竜が馬場で、風袋を背負った六、七人の大男が、山頂を南から北の方へ通り過ぎるのを見た。なんでもむやみと大きな風袋と人の姿とであったそうな。同じ道者たちがその戻り道で日が暮れて、道に踏み迷って困っていると、一つの光り物が一行の前方を飛んで道を照らし、その明かりでカラノ坊という辺まで降りることができた。そのうちに月が上って路が明るくなると、その光り物はいつの間にか消えてしまったということである。


