遠野物語拾遺245
日期:2019-08-26 19:22 点击:246
二四五 生まれ変わるということもしばしばあることだという。先年、上郷村の某家に生まれた児は、久しい間手を握ったまま開かなかった。家人が強いて開かせて見ると北《きた》上《がみ》の田尻の太郎爺の生まれ変わりだという意味を書いた紙片を堅く握っていた。このことを太郎爺の家族の者が聞くと、俺の家の爺様どは、死んでから一年も経たずに生まれ変わったじと言って、喜んだということである。また墓場の土に柳やその他の樹木が自然に生えることがあると、その墓の主はもうどこかに生まれ変わったのだといわれる。


