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遠野物語拾遺266
日期:2019-08-26 19:31  点击:260
 二六六 青笹村の字糠《ぬか》前《まえ》と字善《ぜん》応《のう》寺《じ》との境あたりをデンデラ野またはデンデエラ野と呼んでいる。ここの雑木林の中には十王堂があって、昔この堂が野火で焼けた時十王様の像は飛び出して近くの木の枝に避難されたが、それでも火の勢いが強かったために焼けこげている。堂の別当はすぐ近所の佐々木喜平どんの家でやっているが、村じゅうに死ぬ人がある時は、あらかじめこの家にシルマシがあるという。すなわち死ぬのが男ならば、デンデラ野を夜なかに馬を引いて山歌を歌ったり、または馬の鳴輪の音をさせて通る。女ならば平生歌っていた歌を小声で吟じたり、啜り泣きをしたり、あるいは高声に話をしたりなどしてここを通り過ぎ、やがてその声は戦争《いくさ》場《ば》の辺まで行ってやむ。またある女の死んだ時には臼《うす》を搗《つ》く音をさせたそうである。こうして夜更けにデンデラ野を通った人があると、喜平どんの家では、ああ今度は何某が死ぬぞなどと言っているうちに、間もなくその人が死ぬのだといわれている。
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