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糸井重里の萬流コピー塾129
日期:2019-11-09 19:34  点击:287
 他にない視点に価値

 続いて、意外なアプローチのものを並べる。他人の思いつかない事実というのは、それだけで価値がある。
・入沢絵美『ヤキイモの皮は捨てないで下さい。庭にまけば野鳥観察ができます』(梅) ちなみに冬場はヒヨドリ、ムクドリ、オナガなどがよくきて食べますとのこと。
・鶴田雄彦『ダイエタリーファイバーの作用で、健全な、とぐろをまいたウンコがでます』(梅) いま話題になりかけの健康法をサッととりいれたのがよい。
次は、本当かどうか知らぬが……。
・神田善彦『二宮君は、いもの乳で育ったので、やきいもを育ての親と呼ぶ』(梅)
やきいも屋さんをうまく書いているのも多かった。
・星野光重『「坊や大きくなったなあ」「おじさんはかわらないね」』(梅)
・南雲丈博『ビジターのくせに、おまけをねだるなんて』(竹) 正論である。
・斉藤信也『三代目栄太郎謹製くりまさり』(梅) コロッケの時の二番せんじだが、『くりまさり』のネーミングがよかった。
・末吉雄一郎『この石の中から、いもが取れたらさしあげまっせ。フフフフフ』(梅) あり得る。
・黒田隆之『頼まれて買いに来た人や百グラムいくらと聞く人には売らない』(梅) 寿司屋みたいなおっさんだなぁ。
・鈴本康敬『本物のヤクザが、一本一本、真心こめて焼きを入れたイモです』(梅) 快調。
・中村嘉夫『ねぇ旦那、安くしておきますよ。ゆんべ畑が丸焼けになりやしてね』(梅) 泣きバイというやつですね。
・宮沢正幸『吉良邸をうかがう四十八人目の男は、焼き芋屋に化けていた』(梅) そいで、屋台が惜しくて討入りできなかったのでしょうね。
・小林幸弘『石焼きの名人は、できのよくないやきいもは、地面にたたきつけて割ってしまう』(梅) 劇画っぽいね。
・田淵虹二『二級技能焼士募集中!!』(竹) ありそうで笑った。
では、客側から書いたもの。
・窪田浩幸『走れ、弟』(竹) たった三文字。短いのは優遇する。またまた新名取。これも、窪田井浩幸の萬名を授ける。
・鈴木直樹『断食の身ですので、もう一本おまけしてください』(梅) かわいい。
・谷宏『パパ、このあたりはやきいも屋さん来ないね』(梅) へんに心に残るコピーだ。
さ、おまちかねのガスもの。
・坂入誠幸『風上に廻り込むなんざ通だねー』(梅)
・清水幹夫『呉越同臭』(梅)
・井上宣男『ぶっ飛ばせ! ケツのホコリ』(梅) 男らしい!
・滝沢範六『プップップップッー三時です』(梅) 明るい!
・柳木マリ『|後《あと》のことより、常に|現在《いま》が大切なのさ』(梅)
・明田珠美子『プッとやったら、彼女が笑った。もう婚約間近だ』(梅) 結婚とは、何なのだろうね。
・伊東志津江『君ねぇ、誤解を解くということは窓を開けるって事じゃないんだよ』(竹) いい味を出しておる。
・久保寺靖彦『いも自体はくさくない』(松) 出た! ついに(松)出たぞ。拍手ッ!!
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