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歌月十夜23
日期:2019-11-27 20:59  点击:253
*s24

□教室
 ……こうなったら、茶道室に行って先輩にお弁当を分けてもらおう。
行く前に購買で菓子パンを二つ買うだけでお腹いっぱいになるという、まさに法の網をかいくぐる税金対策。
「……決めた。茶道室いって、お茶飲んでくる」
【有彦】
「そっすか。んじゃまあ、オレは一人淋しくパン食ってるかな!」

「……?」
有彦は今こそ好機!とばかりに走り去っていった。
「……なんだアイツ。てっきり一緒に行くかと思ってたのに」
まあ、おすそわけを狙うライバルは少ないほうが好ましいし、アイツの気が変わる前に茶道室に行ってしまおう。

□廊下
「あれ———鍵、かかってる」
鍵がかかっている、という事はシエル先輩はまだ来ていない、という事だ。
茶道部はシエル先輩が学校側を騙くらかして作り上げた架空の部活なので、部員はシエル先輩以外いない。故に、茶道室の鍵を持っているのも先輩だけという事になる。
「……おかしいな、いつも茶道室で昼食をとってるはずなんだけど」
何か予定が変わったのだろうか。
 
————ゴトゴト。
「ん……? なんだろ、今なんか物音がしたような」
 
————んー、んー!
「……? 昼休みだからみんな騒いでるのかな」
昼食時の校舎は様々な雑音に溢れている。物音が聞こえた気がしたのも、そういった騒音の一つがたまたま耳に入っただけだろう。
「先輩はいないみたいだし、食堂にでもいくか」
購買で買った二つのパンを抱えて茶道室前を後にした。
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