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歌月十夜54
日期:2019-11-27 21:40  点击:266
*s61

□志貴の部屋
 そういえば秋葉はもう帰ってきているんだっけ。
部屋でぼんやりしているのもなんだし、秋葉をからかって遊ぶとしよう。
 
□秋葉の部屋
「なんだ、わりと寮内で無茶やってるわけじゃないんだな。秋葉のコトだから寮長も兼ねてるとばかり思ってた」
【秋葉】
「そんな訳ないでしょう。生徒会の役員は寮長にはなれない規則なんです。ですから学校と寄宿舎では派閥が別れています。生徒会の役員は他より厳しく取り締まれますから、瀬尾は生徒会を辞めたい、なんて愉快な弱音を吐きますけど」
「……はあ。浅上女学院も内実はドロドロしてるんだな」
【秋葉】
「兄さんが通っているような学校に比べれば閉鎖的ですからね。私も生徒同士で組織を作って社会の真似事をするのは損をしていると思うのですが、もう何十年と続けられた事だからなかなか変える事ができなくて。
【秋葉】
……まったく、七不思議の事といい生徒会の事といい、なまじ歴史があると良くない沈澱物があって呆れるわ」
ほう、とため息をつく秋葉。
浅上女学院で生徒会副会長を務める秋葉は、学校でもなにかと気苦労が多いのだろう。
「……あれ?」
【秋葉】
「はい、なんですか兄さん?」
「あ、いや———秋葉は浅上の生徒だよな」
【秋葉】
「当たり前じゃないですか。今は寄宿舎を出てここから通っていますけど、兄さんが帰ってくるまではずっとあちらで暮らしていたんです」
「—————うん、知ってる」
……知ってはいるんだけど、なにか妙な感じがする。
辻褄が合わないというか、いや、今日の辻褄は合ってはいるんだけど、昨日のコトとうまく噛み合っていない感じ。
「……秋葉、なにかおかしくないか?」
【秋葉】
「そんな事はありません。おかしいといったら兄さんの顔ぐらいです」
きっぱりとひどい結論を下す秋葉。
「………………………」
【秋葉】
「兄さん? あの、何か反論してくださらないと、私も立場がないんですけど……」
「—————————」
 秋葉の言うとおりかもしれない。
昨日の記憶があやふやだからおかしな勘違いをしているだけだろう。
きっとおかしいのは自分だけで、明日になればこんな違和感も消えてくれるに決まってる————
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