044 ＊～兼ねる

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動詞：［ます］形　　＋　 兼ねる

♪　会話　♪

李　：今回の措置は少々理解し兼ねますので、よろしければ、説明していただけないでしょうか。, e0 S& v7 M# F1 H9 G
課長：色々と事情があってねえ。私の口からは説明し兼ねるから、佐藤君から聞いてくれよ。
佐藤：およその事情は存じておりますが、私には説明役は少し荷が重過ぎます。; ^7 h& q4 l4 C6 L

♯　解説　♭

　「～兼ねる」は「心理的・感情的理由で～できない」を意味する表現です。「～できない」を意味する可能表現は下例のように色々ありますが、各項を参照してください。下例の中で「～得ない」は「～する可能性がない」を表すので、第三者のことでないと少し不自然ですが、意味の差は別にすれば、どれも使えます。→例題2)$ g2 R$ G- w! L6 V* n  n1 r! \
　お世話になった人の頼みだから、
　　断れない。
　　断り兼ねる。, L9 D/ d6 r' K4 s8 }8 c
　　断り得ない。　　　　　（→文型017）& n- W: `- r) T) }9 e6 B
　　断るわけにはいかない。（→文型457）9 t) k1 ^' x; V2 Y$ J2 L' V# T& t* j# T
　　断り難い。　 （→文型034）) ~. q. W$ ~9 P6 p& g
) O- z# }+ H  O" C  ?

§　例文　§

１．あなたの意見には、どうしても賛成し兼ねます。
２．その種のことは、同僚の僕の口からは言い兼ねるね。
３．今か今かと子どもの帰りを待ち兼ねて、何度も玄関口まで見に行った。
４．彼は能力はあるが、協調性がなく、私には扱い兼ねる存在だ。5 r2 c& _5 S$ {& O% f: U
５．当館では、傘の保管には責任を負い兼ねます。各自ビニール袋に入れてお持ちください。（張り紙から）7 j+ `: x. A9 q3 p3 W
4 E1 }, m( N3 x" Q2 j

★　例題　★

1)　たとえあなたの頼み（なら／でも）、こんな歴史を歪曲する（ように／ような）本は推薦し（得ない／兼ねる）。" P+ D2 @/ ?1 g! @2 o8 T" I) ~: n
2)　当店（　）いたしましては、申し訳ございませんが、その種のご相談（　）は（応じる→　　　　）兼ねます。2 S* D$ ~" L3 F8 T, ?3 x6 x7 y
; `1 R( z; v2 b" S' T5 X, }
4 c7 ]3 b4 }) F1 c- _) F( A6 |

(^^)前課の解答(^^)

1)　で（動作の場所）／しない（→文型203）／起こし（他Ｖ）
2)　から／なけれ／繰り返し