「あの有名なハリー・ポッターのこのざまを、見せてやりたいよ」ハリーは吐はき捨すてるように言った。花壇に肥ひ料りょうを撒まきながら、背中が痛み、汗は顔を滴したたり落ちた。
七時半、疲れ果はてたハリーの耳にやっとペチュニアおばさんの呼ぶ声が聞こえてきた。
「お入り 新聞の上を歩くんだよ」
ハリーは日ひ陰かげに入れるのがうれしくて、ピカピカに磨みがき上げられたキッチンに入った。冷れい蔵ぞう庫この上には今夜のデザートが載のっていた。たっぷりと山やま盛もりのホイップクリームと、スミレの砂さ糖とう漬づけだ。骨つきのローストポークがオーブンでジュージューと音を立てていた。
「早くお食べ メイソンさんたちがまもなくご到とう着ちゃくだよ」ペチュニアおばさんがぴしゃりと言った。指ゆび差さした先のテーブルの上に、パンが二ふた切きれとチーズが一ひと欠けら載っていた。おばさんはもうサーモンピンクのカクテル・ドレスに着き替がえていた。
ハリーは手を洗い、情なさけないような夕食を急いで飲み込こんだ。食べ終わるか終わらないうちにおばさんがさっさと皿を片づけてしまった。「早く 二階へ」
居い間まの前を通り過ぎる時、ドアの向こうに、蝶ちょうネクタイにディナー・ジャケットの正せい装そうに身を包んだ、おじさんとダドリーの姿がちらりと見えた。ハリーが二階に上がる途と中ちゅうの階段の踊おどり場に着いた時、玄げん関かんのベルが鳴り、バーノンおじさんのすさまじい顔が階段下に現れた。
「いいな、小こ僧ぞう――ちょっとでも音をたててみろ……」
ハリーは忍しのび足で自分の部屋にたどり着き、すっと中に入り、ドアを閉め、ベッドに倒れ込もうとした。
しかし―――ベッドには先客が座り込んでいた。
一直到晚上七点半,才终于听到佩妮姨妈喊他,他已经精疲力竭。“进来!踩着报纸走!”一哈利高兴地走进阴凉的、攘得闪闪发亮的厨房里。冰箱顶上放着今天晚餐的布丁:好大一堆掼奶油,还放了撒糖霜的堇菜。一大块烤肉在烤箱里咝咝作响。“快吃!海森他们快要来了!”佩妮姨妈严厉地说,指着厨房桌子上的两块面包和一堆奶酪。她已经穿t了一件浅橙色的鸡尾酒会礼服。哈利洗了手,匆匆吞下了他那点可怜的晚饭。他刚一吃完,佩妮姨妈就把盘子收走了。“上楼!快!”经过客厅门口时,哈利瞥了一眼穿着礼服、打着领结的弗农姨父和达力。他刚走到楼上,门铃就晌了,弗农姨父凶巴巴的脸出现在楼梯下。“记着,小子—— 你要敢发出一点儿声音..”哈利踮着脚走到自己卧室门口,悄悄溜进去,关上门,转身想要一头扑倒在他的床上。问题是,床上已经坐了一个人。