「君、こんなもの、枕の下に入れて寝ねているのか」
しかし、マダム・ポンフリーが夜の薬を持って威い勢せいよく入ってきたので、ハーマイオニーは言い逃のがれをせずにすんだ。
「ロックハートって、おべんちゃらの最低なやつ だよな」
医い務む室しつを出て、グリフィンドール塔とうへ向かう階段を上りながら、ロンがハリーに言った。
スネイプはものすごい量の宿題を出していたので、やり終える前に六年生になってしまうかもしれない、とハリーは思った。「髪かみを逆さか立だてる薬くすり」にはネズミの尻しっ尾ぽを何本入れたらいいのか、ハーマイオニーに聞けばよかった、とロンが言ったちょうどその時、上の階で誰かが怒いかりを爆ばく発はつさせている声が聞こえてきた。
「あれはフィルチだ」とハリーがつぶやいた。
二人は階段を駆かけ上がり、立ち止まって身を隠かくし、じっと耳をすませた。
「誰かまた、襲おそわれたんじゃないよな」ロンは緊きん張ちょうした。
立ち止まって、首だけを声の方向に傾けて聞いていると、フィルチのヒステリックな声が聞こえた。
「……また余よ計けいな仕事ができた 一ひと晩ばん中モップをかけるなんて。これでもまだ働き足りんとでも言うのか。たくさんだ。堪かん忍にん袋ぶくろの緒おが切れた。ダンブルドアのところにいくぞ……」
足音がだんだん小さくなり、遠くのほうでドアの閉まる音がした。
罗恩抬头看着赫敏,一脸厌恶的神情。
“你把这放在枕头底下睡觉?”
赫敏用不着回答他了,因为庞弗雷夫人端着她晚上要吃的药匆匆走来。
“洛哈特是不是你见过的最会溜须拍马的家伙?”罗恩问遭,和哈利离开宿舍,开始上楼到城堡去。斯内普给他们布置了一大堆家庭作业,哈利简直以为他要一直到六年级才能做完。罗恩正要说他真后悔没有问问赫敏,应该往生发药剂里加多少根老鼠尾巴才管用,突然他们听见楼上传来一个人愤怒的喊叫。
“是费尔奇。”哈利低声说。他们三步两步奔上楼梯,躲在别人看不见的地方,侧耳细听。“ 你认为会不会又有人遭到攻击了?” 罗恩紧张地问。他们一动不动地站着,把头朝费尔奇声音的方向探去,那声音简直有些歇斯底里了。
“..又来给我添麻烦了!拖地拖了整整一晚上,就好像我的活儿还不够干的!不行, 这实在令人无法忍受, 我要去找邓布利多..”费尔奇的脚步声渐渐隐去,他们听见远处传来猛烈的关门声。