「リドルって、パーシーにそっくりだ。――そもそもハグリッドを密みっ告こくしろなんて、誰が頼んだ」
「でも、ロン、誰かが怪物に殺されたのよ」とハーマイオニー。
「それに、ホグワーツが閉へい鎖さされたら、リドルはマグルの孤こ児じ院いんに戻もどらなきゃならなかった。僕、リドルがここに残りたかった気持、わかるな……」とハリーは言った。
ロンは唇くちびるを噛かみ、思いついたように聞いた。
「ねえ、ハリー、君、ハグリッドに『夜の闇ノクターン横よこ丁ちょう』で出会ったって言ったよね」
「『肉にく食しょくナメクジ駆く除じょ剤ざい』を買いにきてた」ハリーは急いで答えた。
三人は黙だまりこくった。ずいぶん長い沈ちん黙もくのあと、ハーマイオニーがためらいながら一番言いにくいことを言った。
「ハグリッドのところに行って、全部、聞いてみたらどうかしら」
「そりゃあ、楽しいお客様になるだろうね」とロンが言った。
「こんにちは、ハグリッド。教えてくれる 最近城の中で毛むくじゃらの狂ったやつをけしかけなかったってね」
結けっ局きょく三人は、また誰かが襲おそわれないかぎり、ハグリッドには何も言わないことに決めた。そして何日間かが過ぎていき、「姿なき声」の囁ささやきも聞こえなかった。三人は、ハグリッドがなぜ追つい放ほうされたか、聞かなくてすむかもしれない、と思いはじめた。
ジャスティンと「ほとんど首くび無なしニック」が石にされてから四ヵ月が過ぎようとしていた。誰が襲ったのかはわからないが、その何者かはもう永久に引きこもってしまったと、みんながそう思っているようだった。
ピーブズも、やっと「♪オー、ポッター、いやなやつだー」の歌に飽あきたらしいし、アーニー・マクミランはある日、「薬やく草そう学がく」のクラスで、「『飛とび跳はね毒どくキノコ』の入ったバケツを取ってください」と丁てい寧ねいにハリーに声をかけた。三月にはマンドレイクが何本か、第三号温室で乱らん痴ち気きパーティを繰くり広げた。スプラウト先生はこれで大満足だった。
「マンドレイクがお互いの植うえ木き鉢ばちに入り込こもうとしたら、完全に成せい熟じゅくしたということです」
スプラウト先生がハリーにそう言った。
「そうなれば、医い務む室しつにいる、あのかわいそうな人たちを蘇そ生せいさせることができますよ」
“他正在购买驱除食肉鼻涕虫的药水,”哈利很快地说。
三个人都沉默了。经过长时间的冷场,赫敏迟疑不决地提出了最棘手的一个问题:“你们看,我们是不是应该拿这些事情去问问海格?”
“那可是一次愉快的拜访。”罗恩说,“你好,海格,对我们说说,最近你有没有把城堡里某个野蛮的、浑身是毛的东西放出来?”
自从贾斯廷和差点没头的尼克被石化后,时间已过去了四个月,似乎差不多每个人都认为那个攻击者,不管他是谁,已经永远洗手不干了。
皮皮鬼终于唱腻了他那首“哦,波特,你这个讨厌鬼”。一天在上草药课时,厄尼礼貌地请哈利把一小桶跳动的伞菌递给他。三月里,几株曼德拉草在第三温室开了一个热热闹闹、吵吵嚷嚷的舞会,这使斯普劳特教授非常高兴。