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第16章 トレローニー先生の予言(3)_ハリー・ポッターとアズカバンの囚人_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3342

しかし、「危険きけん生せい物ぶつ処理しょり委員いいん会かい」がマルフォイ氏の言いなりで、もう意い思しを固めたのでは、と、ハリーはいやな予感でぞっとした。クィディッチ優勝戦でグリフィンドールが勝って以来、ドラコは目に見えておとなしくしていたが、ここ数日は、昔の威い張ばりくさった態度たいどをやや取り戻もどしたようだった。バックビークは必ず殺されると自信たっぷりで、自分がそのようにしむけたことが愉快ゆかいでたまらないとマルフォイが嘲あざけっていたことを、ハリーは人伝ひとづてに聞いた。そんな時、ハリーは、ハーマイオニーに倣ならってマルフォイの横っ面つらを張はり倒したい衝しょう動どうを、やっとこらえた。最悪なのは、ハグリッドを訪たずねる時間もチャンスもないことだった。厳げん重じゅうな警けい戒かい体たい制せいはまだ解とかれていないし、ハリーは隻せき眼がんの魔女の像の下から「透とう明めいマント」を取り戻してくる気にはとてもなれなかった。

試験が始まり、週明けの城は異様な静けさに包まれた。月曜日の昼食時、三年生は「変へん身しん術じゅつ」の教室から、血の気も失うせ、よれよれになって出てきて、結果を比べ合ったり、試験の課題かだいが難しすぎたと嘆なげいたりしていた。ティーポットを陸りく亀がめに変えるという課題もあった。ハーマイオニーは自分のが陸亀というより海うみ亀がめに見えたとやきもきして、みんなをいら立たせた。他の生徒は、そんな些細ささいなことまで心配するどころではなかった。

「僕ぼくのは尻尾しっぽのところがポットの注ぎ口のままさ。悪夢だよ……」

「亀って、そもそも口から湯ゆ気げを出すんだっけ?」

「僕のなんか、甲羅こうらに柳やなぎ模も様ようがついたまんまだったんだ。ねえ、減げん点てんされるかなぁ?」


  但是哈利有一种可怕的感觉,那就是马尔福先生已经替处置危险生物委员会下了决心。马尔福自从格兰芬多在魁地奇决赛中胜出以来,明显地收敛了不少,但最近几天,他往日的狂妄自大又恢复了几分。从哈利偷听到的嘲笑性评论来看,马尔福肯定巴克比克是死定了,而且似乎因为是自己促成的而高兴得不得了。哈利所能做到的,只是不去模仿赫敏在这种场合打马尔福的耳光而已。这件事最糟糕的地方在于他们既没有时间也没有机会去看海格,因为新的严格的保安纪律还没有撤消,哈利又不敢从独眼女巫雕像下面取回他的隐形衣。 
  考试周开始了,城堡里一片不寻常的静寂。三年级学生星期一午饭时从变形课堂出来,个个灰头土脸,走路也没了精神,大家互相比较成绩并且慨叹给他们的任务太难,这些任务包括把茶壶变成乌龟。赫敏大惊小怪地说,她变出来的乌龟倒像甲鱼,而别人对这一点已很满足了,因此她的牢骚让人恼火。
“我变的鸟龟尾巴仍旧是茶壶嘴,这可要命..”
“人们是不是以为乌龟呼吸水蒸气?” 
  “我的乌龟仍旧有柳叶花纹的硬壳, 你说这会给我扣分吗?”
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