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第17章 猫、ネズミ、犬 Cat, Rat and Dog(4)_ハリー・ポッターとアズカバンの囚人_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3340

もうロンの片足しか見えなくなった。それ以上地中に引き込まれまいと、ロンは足をくの字に曲げて根元に引っかけ、食い止めていた。やがて、バシッとまるで銃じゅう声せいのような恐ろしい音が闇やみをつんざいた。ロンの足が折れたのだ。次の瞬しゅん間かん、ロンの足が見えなくなった。

「ハリー――助けを呼ばなくちゃ――」

ハーマイオニーが叫さけんだ。血を流している。「柳」がハーマイオニーの肩を切っていた。

「ダメだ! あいつはロンを食ってしまうほど大きいんだ。そんな時間はない――」

「誰か助けを呼ばないと、絶ぜっ対たいあそこには入れないわ――」

大枝がまたしても二人に殴なぐりかかった。小枝が握にぎり拳こぶしのように固く結ばれている。

「あの犬が入れるなら、僕ぼくたちにもできるはずだ」

ハリーはあちらこちらを跳とび回り、息を切らしながら、凶きょう暴ぼうな大枝のブローをかいくぐる道をなんとかして見つけようとしていた。しかし、ブローの届かない距離きょりから一歩も根元に近づくことはできなかった。

「ああ、誰か、助けて」

ハーマイオニーは、その場でおろおろ走り回りながら、狂ったようにつぶやき続けた。

「誰か、お願い……」

クルックシャンクスがさーっと前に出た。殴りかかる大枝の間を、まるで蛇へびのようにすり抜け、両前脚あしを木の節の一つに乗せた。

突とつ如じょ、「柳」はまるで大だい理り石せきになったように動きを止めた。木の葉一枚そよともしない。

「クルックシャンクス!」ハーマイオニーはわけがわからず小声でつぶやいた。

「この子、どうしてわかったのかしら――?」

ハーマイオニーはハリーの腕うでを痛いほどきつく握っていた。

「あの犬の友達なんだ」ハリーは厳きびしい顔で言った。

「僕、二匹が連れ立っているところを見たことがある。行こう――君も杖つえを出しておいて――」


  现在他们只能看到罗恩的两条腿了,这两条腿夹着一处树根不放,想要阻止那条狗把他进一步拖到地下去。然后一声可怕的巨响,像放枪一样,罗恩的腿断了;一眨眼,他的脚就看不见了。 
  “哈利..我们必须找人帮忙了..”赫敏哭了,她也在流血,打人柳剐破了她的肩。 
  “不行!那东西大得能吃掉他,我们没有时间了!” 
  “没人帮忙,我们无论如何对付不了!” 
  另外一根树枝向他们打过来,小枝条扭结在一起,像拳头一样。 
  “如果那条狗能进去,我们也能。”哈利喘着气说,来回地奔跑着,努力想在这些恶意挥动着的枝条之间找到一条通道,但是他不遭枝条的痛打就一英寸也靠近不了那棵树的根部。 
  “哦,救命,救命。”赫敏发狂似地低语着,摇摇晃晃地跳来跳去,“劳驾..” 
  克鲁克山向前冲过去。它在枝条之间躲躲闪闪地穿行着,好像是条蛇,然后它把前爪搭在树干的一个节疤上。 
  突然之间,这棵树好像变成了大理石,不再动弹了,所有树叶都静止不动了。 
  “克鲁克山!”赫敏低声叫着,拿不定主意似的。现在她把哈利的胳膊抓得很紧很痛。“它怎么会知道—— ?” 
  “它和那条狗是朋友,”哈利阴郁地说,“我看到过它们在一起,来吧,魔杖伸着别动。” 
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01/24 14:52
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