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第15章 ボーバトンとダームストラング (1)_ハリー・ポッターと炎のゴブレット_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3347
第15章 ボーバトンとダームストラング Beauxbatons and Durmstrang
第15章 ボーバトンとダームストラング Beauxbatons and Durmstrang

翌よく朝あさ、早はや々ばやと目が覚めたハリーは、まるで眠っている脳みそが夜通しずっと考えていたかのように、完全な計画が頭の中にでき上がっていた。起き出して薄うす明あかりの中で着き替がえ、ロンを起こさないように寝しん室しつを出て、ハリーは誰もいない談だん話わ室しつに戻った。まだ「占うらない学がく」の宿題が置きっぱなしになっているテーブルから、羊よう皮ひ紙しを一枚取り、ハリーは手紙を書いた。

シリウスおじさん

傷きず痕あとが痛んだというのは、僕の思いすごしで、この間手紙を書いたときは半分寝ね呆ぼけていたようです。こちらに戻ってくるのはむだです。こちらは何も問題はありません。僕のことは心配しないでください。僕の頭はまったく普通の状態ですから。

ハリーより

それから、肖しょう像ぞう画がの穴をくぐり、静まり返った城の中を抜け(五階の廊ろう下かの中ほどで、ピーブズが大きな花か瓶びんをひっくり返してハリーにぶつけようとしたことだけが、ハリーをちょっと足止めしたが)、ハリーは西にし塔とうのてっぺんにあるふくろう小屋にたどり着いた。

小屋は円えん筒とう形けいの石造りで、かなり寒く、隙すき間ま風かぜが吹き込んでいた。どの窓にもガラスがはまっていないせいだ。床は、ワラやふくろうの糞ふん、ふくろうが吐はき出したハツカネズミやハタネズミの骨などで埋まっていた。塔のてっぺんまでびっしりと取りつけられた止まり木に、ありとあらゆる種類のふくろうが、何百羽も止まっている。ほとんどが眠っていたが、ちらりほらりと琥こ珀はく色いろの丸い目が、片目だけを開けてハリーを睨にらんでいた。ヘドウィグがメンフクロウとモリフクロウの間にいるのを見つけ、ハリーは、糞だらけの床で少し足を滑すべらせながら、急いでヘドウィグに近寄った。


第15章 布斯巴顿和德姆斯特朗

第二天一早,哈利醒来时,脑子里已经形成了一个完整的计划,就好像他睡着时脑子也没休息,整夜都在盘算这件事。他从床上起来,在黎明苍白的微光中穿好衣服,没有唤醒罗恩,独自离开宿舍,来到空无一人的公共休息室。他昨晚的占卜课家庭作业还留在桌上,他拿起一张羊皮纸,写了下面这封信:
亲爱的小天狼星:
    我想,我的伤疤疼大概是心理作用,我上次给你写信时还没有完全睡醒。你没有必要回来,这里一切都好。不要为我担心,我的头一点儿也不疼了。---哈利
随即,他从肖像画后的洞口爬了出去,在寂静的城堡里一直往上走(只被皮皮鬼阻挡了片刻,在五楼的走廊上,皮皮鬼想把一只大花瓶推到他身上),最后来到位于西塔楼最顶层的猫头鹰棚屋。
棚屋是一个圆形的石头房间,非常阴冷,刮着穿堂风,因为那里的窗户上都没有安玻璃。地板上到处都是稻草和猫头鹰粪便,以及猫头鹰吐出的老鼠和田鼠骨头。在直达塔楼最顶处的栖枝上,栖息着成百上千只猫头鹰,各个品种应有尽有。哈利看见海德薇栖息在一只谷仓猫头鹰和一只黄褐色猫头鹰之间,便匆匆走过去,脚踩在洒满鸟粪的地上差点儿滑倒了。
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