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第17章 ナメクジのろのろの記憶(4)_ハリー・ポッターと謎のプリンス_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3348

「ルーピンは元気?」

「あんまり」

ハリーは、ルーピンが狼おおかみ人にん間げんの中での任務にんむに就ついていることや、どんな難むずかしい問題に直面しているかを話して聞かせた。

「フェンリール・グレイバックって、聞いたことある?」

「ええ、あるわ!」ハーマイオニーはぎくりとしたように言った。

「それに、あなたも聞いたはずよ、ハリー!」

「いつ? 魔法史で? 君、知ってるじゃないか、僕がちゃんと聞いてないって……」

「ううん、魔法史じゃないの――マルフォイがその名前でボージンを脅おどしてたわ!」

ハーマイオニーが言った。

「『夜の闇ノクターン横よこ丁ちょう』で。憶おぼえてない? グレイバックは昔から自分の家族と親しいし、ボージンがちゃんと取り組んでいるかどうかを、グレイバックが確かめるだろうって!」

ハリーは唖然あぜんとしてハーマイオニーを見た。

「忘れてたよ! だけど、これで、マルフォイが死し喰くい人びとだってことが証しょう明めいされた。そうじゃなかったら、グレイバックと接せっ触しょくしたり、命令したりできないだろ?」

「その疑いは濃こいわね」ハーマイオニーは息をひそめて言った。「ただし……」

「いい加減かげんにしろよ」ハリーはいらいらしながら言った。「こんどは言い逃れできないぞ!」

「うーん……嘘うその脅しだった可能性があるわ」

「君って、すごいよ、まったく」ハリーは頭を振った。

「誰だれが正しいかは、そのうちわかるさ……ハーマイオニー、君も前ぜん言げん撤てっ回かいってことになるよ。魔法省みたいに。あっ、そうだ。僕、ルーファス・スクリムジョールとも言い争いした……」

それからあとは、魔法大臣をけなし合うことで、二人は仲良く過ごした。ハーマイオニーもロンと同じで、昨年ハリーにあれだけの仕打ちをしておきながら、魔法省がこんどはハリーに助けを求めるとは、まったくいい神経しんけいしてる、という意見だった。


    “不大好,”哈利跟她讲了卢平在狼人中的使命以及他面临的困境,“你听说过芬里尔。格雷伯克吗?”
 
    “听说过!”赫敏显得很吃惊,“你也听说过呀,哈利!”
 
    “什么时候,魔法史课上?你明知道我从来不听……”
 
    “不不,不是魔法史课上——马尔福用他威胁过博金!”赫敏说,“在翻倒巷,你不记得了?他对博金说格雷伯克是他家的老朋友,会来检查博金的进展!”
 
    哈利愣愣地看着她。“我忘了!但这恰恰证明马尔福是食死徒,不然他怎么能接触格雷伯克,并叫他做事呢?”
 
    “是很可疑,”赫敏轻声道,“除非……”
 
    “哦,得了吧,”哈利恼火地说,“你回避不了这个事实!”
 
    “嗯……有可能只是空头威胁。”
 
    “你的话让人难以置信,真是。”哈利摇了摇头,说道,“我们以后会看到谁是谁非的……你会收回你的话的,赫敏,像魔法部一样。哦,对了,我还跟鲁弗斯。斯克林杰吵了一架。”
 
    晚上剩下的时间是在友好的气氛中度过的,两人共同批判了魔法部长。赫敏跟罗恩一样认为,魔法部去年让哈利吃了那么多苦头,现在又来找他帮忙,脸皮真够厚的。
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