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題しらず
日期:2025-04-09 15:11  点击:310
題しらず
51 尋とめ来こかし梅盛りなるわが宿をうときも人は折にこそよれ\
西行法師

【通釈】
 
51 尋ねて来てくださいよ、梅の花が満開なわたしの家を。疎遠にしているのも時節によりけりですよ。○尋め来かし 「来(こ)」は動詞「来(く)」の命令形。「かし」は強めの終助詞。○折 時節。梅は折られることが多いので、梅の縁語。▽「わが宿の梅の立ち枝や見えつらむ思ひのほかに君が来ませる」(拾遺·春·平兼盛)は思いがけず訪問客があったのを喜ぶ歌だが、これは梅に誘われて客が訪れることを期待する、聞書集によれば「対梅待 客」という題を詠んだ歌。西行上人集では「梅」の歌。御裳濯河歌合で左の「色つつむ…」と合わされ、藤原俊成は艶であるとしつつも「今少しをかしきさまに見ゆる」と評し、左の歌の方をよしとする。「とめこかし君松風のかひなくは物思ふ宿の花の折々」(秋篠月清集)はこの歌の影響例。

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04/15 17:41
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